ピアノ・エモバンドの SOMETHING CORPORATE を率いたアンドリューのソロプロジェクト第3弾。GREEN DAY、MY CHEMICAL ROMANCE、paramore などを手掛けたロヴ・カヴァロがプロデュースしている。どこまでも澄み渡ったエバーグリーンで透明感のあるピアノエモ。余計な装飾を全部取り払い、しっとりシンプルな大人のアンビエントロックを展開している。何という心地よさ。多分10年後、20年後聴いてもこの新鮮なクリアー感はすこしもくすむことはないだろう。時代を超えて愛される音楽の基本形がここにある。流行の装飾をしないからこそできるピュアなサウンド。彼にはそんな音楽に支えられた不変のメッセージが凛としてある。悲しみと痛みをしっかりと受け止めて、そのうえで生きる力強さを歌い続ける真摯な声が、心に魂にやさしくきらめきながら届く。
2011.10.26 リリース
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